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中央大法学部を卒業した松田聖子(62)、「兄との和解」も果たしたワケ

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「大学生活を送っていたことは彼女を担当している芸能記者も寝耳に水の極秘事項でした。還暦を過ぎて、またさらに人としての幅が広がったように感じられます」(芸能デスク)

 3月24日に中央大学法学部の通信教育課程を卒業したと報じられたのは歌手の松田聖子(62)だ。

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目立たないように変装して授業に出席

 中大法学部は法曹界の名門。通信課程4年間の学費は約53万円だ。

「通信教育課程で卒業できるのは入学者の20%強で、その中でも4年間でストレートに卒業できるのは7〜8%ほど。授業のレベルも通学課程と同等で質の高いレポートの提出を常に求められます」(大学関係者)

松田聖子

 実際に大学に出向き、教官との対面授業を受ける必要もあり、「マスクをして顔があらわにならないようにしたり、服も目立たないように変装して通ったそうです」(前出・芸能デスク)。

愛娘を失った悲しみを忘れるため、多忙の合間を縫って勉強

 松田聖子が中大に入学したのは2020年4月、コロナ禍の最中。大学を志したのには理由があったという。

「聖子さんは高校の時に福岡から上京して、堀越高校に通っていますが、当時から多忙のため高校生らしいことをほとんどできないまま卒業した。学生生活に強い憧れを持っていて、『大学に行ければね』と語ることもあった」(聖子の知人)

聖子が卒業した中央大学の茗荷谷キャンパス

 だが、在学2年目の21年12月には、愛娘の神田沙也加がこの世を去る。

「悲しみを忘れるためになにかに集中したいと、多忙の合間を縫って勉強に充てたそうです」(同前)