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ちなみに、そこまで盛り上げにいかなくとも「なるほど~、ふむふむ」などと相槌を打つくらいでも相手は悪い気はしません。
沈黙を埋めることよりも、話を一生懸命に聞いてくれている姿勢が見えることが大事なので、無理に話そうとしなくてもいいと思います。
とにかく、会話中に焦るのはいちばんよくないと言えるでしょう。
会話は、相手が「話したい」と思えるリズムを作ることが、何より大事です。
その中で、聞き手である自分が焦ると、相手の「話したい」という空気がなくなってしまいます。
沈黙を埋めることよりも、心地よい空気を作り出すことを意識しましょう。
「雄弁は銀、沈黙は金」
次の話題に困ったら、目の前のコーヒーを飲んで「あー、あったまりますね~」、これでいいと思います。
19世紀のイギリスの評論家トーマス・カーライルの「雄弁は銀、沈黙は金」という言葉があります。
べらべらしゃべって内容がないぐらいだったら、たとえ会話のキャッチボールが少なかったとしても、中身があるほうがよいのです。
とくに、相手がなかなかしゃべってくれない人で「壁」を感じる場合は、焦らずゆったりしたペースで会話し、空気を作ることを意識しましょう。
沈黙タイムもOKです。とにかく焦らないことを第一に考えましょう。