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〈新宿タワマン刺殺〉被害女性(25)の祖父が涙の告白「可愛い孫でした…」2年前に経営するキャバクラに警察が出動していた

〈新宿タワマン刺殺〉被害女性(25)の祖父が涙の告白「可愛い孫でした…」2年前に経営するキャバクラに警察が出動していた

source : 週刊文春

genre : ニュース, 社会

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 5月8日、警視庁新宿署は殺人未遂容疑で1人の男を現行犯逮捕した。川崎市在住で自称配送業の和久井学容疑者(51)は同日午前3時ごろ、無職の平澤俊乃さん(25)が住む西新宿のタワーマンションの敷地内で待ち伏せし、腹部や首など数十箇所をナイフで突き刺したのだ。

和久井学容疑者(本人のFacebookより)

「平澤さんは約1時間後、搬送先の病院で死亡が確認された。和久井は前日の夜から平澤さんを待ち伏せしていたと供述。マンション1階のコンビニから出てきた平澤さんに声をかけ、犯行に及んだ。刺し傷は背中にもあり、逃げる平澤さんを追いかけて刺したものとみられる」(社会部記者)

  待ち伏せした理由として「お金を取り返すために行った」と和久井は話すが、もともとガールズバーのキャストと客の関係だった2人の間では、以前から金銭トラブルが燻っていた。

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「和久井は平澤さんが出したお店の常連として知られ、オープン時には和久井の名前で花を出したりもしていた。平澤さんに恋愛感情を抱いた和久井は結婚を迫り、自身の車やバイクを売却して約1000万円以上の金を平澤さんに渡している。警察は殺人に容疑を切り替えて捜査を進めています」(同前)

 実は和久井は、約2年前にも平澤さんに対してストーカー行為を行い、警察沙汰になっていた。和久井は警視庁人身安全対策課からストーカーの文書警告が出た同日、神奈川県警川崎署に訪れ、こう訴えた。

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