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「愛」を伝えるのは恥ずかしいから「照れながらサラッと」

 僕もわりとシナリオの初めのほうから読んでいたので、アイデアを出させてもらいましたが、この「タカのためだったら、いつだって、命をかけられる」というセリフは、恭サマがアイデアを出したんですよ。

柴田 ええ。タカとユージのなかでは、それくらい当たり前のことなんですよね。ただ、直接言うのもカッコ悪いというか、恥ずかしいから、照れながらサラッと、ね。

撮影=三宅史郎/文藝春秋

──性格が表れていますね。

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 いつも思っているんですが、タカとユージの関係って、タカはファンダメンタルな土台で、その上に建つ建物がユージなんですよ。やっぱりキラキラ輝いているのはユージなんです。

柴田 タカがいてこそ、ユージがある。まあ、ユージはお調子者なだけかもしれませんけどね(笑)。

プロフィール
たち・ひろし
1950年生まれ。愛知県出身。1975年、オートバイチーム「クールス」を結成し、レコードデビュー。翌年には『暴力教室』で俳優デビュー。1983年、石原プロモーションに入社。本作「あぶない刑事」シリーズのほか、「西部警察」シリーズなど代表作多数。

プロフィール
しばた・きょうへい
1951年生まれ。静岡県出身。1975年、舞台『十月は黄昏の国』で俳優デビュー。1979年、『赤い嵐』(TBSテレビ)で連続ドラマ初主演を果たす。主な作品に『はみだし刑事情熱系』シリーズなど多数。

タカとユージが8年ぶりに横浜へ戻ってくる

『帰ってきた あぶない刑事』5月24日(金)全国公開 !

 

クールで破天荒な刑事コンビ、鷹山敏樹(タカ)と大下勇次(ユージ)の最強バディが、ド派手なアクションとともに事件を解決していく人気シリーズ最新作。刑事を定年退職し、ニュージーランドで探偵をしていたタカとユージが、8年ぶりに横浜へと戻ってきた。「T&Y探偵事務所」を開業すると、依頼人第一号の彩夏から彼女の“母親探し”を頼まれる。しかし、調査を進めるうちに行く先々で事件が発生していく……。

 

監督:原廣利/出演:舘ひろし、柴田恭兵、浅野温子、仲村トオル、土屋太鳳/配給:東映

©2024「帰ってきた あぶない刑事」製作委員会

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<特集>
『#怪獣8号』
水木しげると『ゲゲゲの謎』

<付録>
◆『怪獣8号』『ゲゲゲの謎』オリジナルBIGポスター
◆BOOKinBOOK

『怪獣8号』神谷友美、前田真宏(スタジオカラー)ほか製作陣コメント付きデータブック
マンガ『墓場の鬼太郎』鬼太郎誕生

©2024「帰ってきた あぶない刑事」製作委員会