■「八坂神社」で乱暴に鈴を振る外国人観光客 注意すると“不機嫌な顔”
他にも京都で、ある迷惑行為が物議を醸している。1200年以上の歴史があり、京都の祇園の街を見守ってきた「八坂神社」。その境内で行われた迷惑行為が…
右に左に、力いっぱい乱暴に鈴を振る外国人観光客だ。関係者とみられる男性がすぐそばで撮影をしている。
その様子を撮影した男性がやめるよう注意をしたところ、不機嫌な顔をされたそうだ。八坂神社によるとこうした迷惑行為が後を絶たないという。
八坂神社の鈴をめぐってはこれまでも迷惑行為があったそうで、八坂神社は苦渋の決断をした。
午後5時ごろから翌日の午前6時頃まで、本殿の鈴緒を鳴らせないように止めて対策をしているという。他にも参拝方法や注意喚起の看板設置や、見回り人数・回数を増やすこと、夜間用の防犯カメラの設置などを検討中だということだ。迷惑行為が後を絶たない状況で、このような対策が必要になっている。
関西テレビ 加藤報道デスク:訪日外国人の方は、いまほどインバウンドの方が来られる前には、もしかしたら日本のことが好きで、勉強して来られていた方が多くいたのかもしれません。ここにきて円安で、リーズナブルだからちょっと日本に行ってみようといった感覚で来ている方が多くなってきたのかもしれません。そういった方はもしかしたらあまりマナーを学ばずに来ているケースもあると思いますので、そのような観光客も増えていると私たちも理解して、受け入れる側も変わっていかなきゃいけない。例えば細かくマナーをまとめたものを旅行会社に提示するとか、積極的に手を打つ方法はあるのかと思います。
マナー、作法といったものを周知する必要があるのかもしれない。インバウンドで恩恵を受ける部分もあるが、やはり地元の負担にならないような、持続できる観光のあり方を考えていく必要があるだろう。
(関西テレビ「newsランナー」 2024年5月29日放送)
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