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「事実だとしたら戸惑いを隠せません」
そのうちの1人、母親がセミナーにハマっているというAさんはこう語る。
「家族が崩壊し、最近は地獄のような日々です」
彼を苦しめているのが、「妖怪ビリビリ」と呼ばれる儀式だ。
「自分の不幸の源となっている妖怪の名前をひたすら紙に書いて破り、踏みつけるんです。これが母の毎日のルーティーンになっており、認知症気味の祖母にもやらせている」(Aさん)
きんに君に、続々と寄せられるセミナーの被害について見解を問うべく取材を申し込むと、メールで回答があった。
「『家族が崩壊した』との声は知りませんでした。事実だとしたら戸惑いを隠せません」
本源セミナーとは一体、何なのか。そしてきんに君との関係は……。「週刊文春」がさらに取材を進めると、驚愕の被害を訴える人が次々と現れたのだった。
6月20日(木)発売の「週刊文春」および6月19日(水)正午配信の「週刊文春 電子版」では、本源セミナーの被害を訴える4名の信者家族らの証言を詳しく報じている。専門家が指摘する問題点、きんに君が取材に明かした心境、本源セミナーから来た“驚きの回答”に加え、電子版限定で儀式「妖怪ビリビリ」の動画を配信している。
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