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一方で、「クラブに行ってみたい」とも言い出し、修同伴のもと、昨年5月末にススキノのクラブで出会ったのが被害者のAさんだった。
「女装愛好家のAさんと意気投合した瑠奈は、ラブホテルへ行き、同意のもと複数回の性行為に及んだ。ところが、最後の行為でAさんが避妊具をつけず、中出ししたことに瑠奈が『約束を破った』と激高。同時に妊娠や性感染症のリスクに怯えた。これが事件の発端とされている」(同前)
「私が責められたので、次は私が責める番」
Aさんとの性的トラブル後、修は娘とともに週末のススキノで彼を捜し出す。瑠奈は「(Aさんを)許すことにした」と発言し、再開の約束を取り付けると、SMになぞらえてこう予告したという。
「前回は(Aさんに)私が責められたので、次は私が責める番だ」
昨年6月下旬、その「リハーサル」として、父娘でSMプレイを実演したというのだ。修被告はその様子を法廷で克明に語った。
「自宅のリビングの真ん中で『正座して、手を後ろに回して、目を閉じて』と娘に言われました。『手錠と目隠しをしていると思って座って』と。背後からモゾモゾする気配があり、スカーフで頬や首筋を触られる感触がありました」