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わかりやすく表現してみると、相手を受け入れているふりをしながら相手を否定したり、間接的に相手を受け入れないという態度や言動をとったりすることです。

不機嫌な様子を見せ、大きなため息をつく

私もそのようなケースを多々経験してきましたが、彼らの厄介なところは直接言いたいことを言わずに、態度や行動で、否定、拒否、拒絶を表してくるところです。

もっとわかりやすい態度でいえば、例えば、

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・無視する
・不機嫌な様子を見せる
・大きなため息をつく
・話をしている最中にあくびをする

こういった態度も直接相手にぶつけるわけではなく、遠回しに相手を困らせる受動攻撃として知られています。

こういった態度や行為が難しいのは、問いただしにくいところです。仮に、こちらがいくら問いただしたところで、「そんなつもりはありません」で終わってしまいます。

それどころか、「あなたがそのような攻撃的な捉え方をしているからではないのですか」と返されてしまうことだってあります。

ですから、意図的にやったことなのかどうかわからないうちは相手に問いただすこともできません。

このような受動的な攻撃性の高い人に攻撃されると、非常に不愉快なモヤモヤ感がくすぶり続けます。一緒にいるだけで精神的な疲労を感じ、その人に会うだけでげんなりしてくるようになります。

「おとなしめのいい人タイプ」は要注意

このような「受動攻撃」的なコミュニケーションをする人の傾向は私が見てきた限り、次のようなものがあります。

・日頃は口数が少なく丁寧な言葉遣いをする
・おとなしめのいい人タイプ
・喜怒哀楽をあまり表現しない
・人付き合いが表面的で深い付き合いはない
・幼少期の家族関係が良くない(毒親育ち・両親の離婚)
・アルコール依存、買い物依存などの各種依存症の傾向がある

ケースバイケースではありますが、私の今まで見てきた受動攻撃タイプの人で圧倒的に多いのは、幼少期に支配的な親に育てられて、自分を表現したり、自分の欲求や感情を出したりすることを禁止されてきた人です。