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遂にメジャーで戦力外の藤浪晋太郎(30) それでも阪神復帰が“絶対ない”裏事情「土下座交渉してきてもウチは取らない」

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 7月26日、米メジャーリーグ・メッツから事実上の戦力外通告を受けた藤浪晋太郎投手(30)。渡米2年目で、早くも瀬戸際に立たされた。

「23年に阪神からポスティング制度を利用してアスレチックスに移籍しましたが、その後、オリオールズ、メッツとチームを転々としていました。阪神時代から制球難に苦しんできましたが、球速は日本投手最速の165キロを誇る。球威さえあれば生き残れるメジャーで活路を見出そうとしましたが、結局、メジャーでも失格の烙印を押された形です」(MLB担当記者)

今季は開幕3Aだった ©時事通信社

「意中の女子アナを口説き落とそうと、勤務先近くのタワマンに…」

 大阪桐蔭高からドラフト1位で入団後、9年間にわたり阪神一筋だった藤浪。早くも囁かれるのが古巣復帰だが、球団関係者は「絶対ない」と語る。その理由は、前述の制球難だけではなさそうだ。

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「入団4年目以降、2桁勝利から遠ざかった藤浪ですが、私生活にも乱れが見られた。タニマチと夜な夜な北新地で飲み歩いて練習に遅刻したり、意中の女子アナを口説き落とそうと、勤務先近くのタワマンに引っ越したり……。極めつけはコロナ禍の20年春、タニマチ主催の合コンに参加して集団感染したこと。これで信頼は失墜しました」(同前)

 コーチ陣の度重なる説諭にも聞く耳を持たず、金本知憲元監督や矢野燿大前監督も呆れ果てたという。