水谷 当たり前のことですが、「女性にも性欲があるんだな」と改めて感じました。この年齢になると、仲の良い友人相手でも滅多に性的な話をしないですが、本当は皆興味があるんですよね。買う側の立場になると相手を支配しようとするところは、男女関係ないんだと思うこともありました。
取材のたびに毎回驚きがあります。セラピストによると女性の体は感じ方も、膣の位置なども人によって全く違うらしいです。だから、「自分の体はおかしいんじゃないか」と悩む必要はないと聞きました。
3巻では、さらなる驚きが…
――今後は、どんな切り口で描いていくのでしょうか。
水谷 女性客にサービスをする女性セラピストや、高齢の利用者、障がい者の利用者に取材を進めています。特に障がい者の方のお話は、新鮮な驚きがありました。3巻以降に収録される予定なので是非読んでいただきたいと思います。
