「介護保険の案内が来たときは『マジかよ』って。けど、好きな時間に起きて好きなメシ食って。一人ってめちゃくちゃ楽だよ」

 トレードマークのリーゼントヘアで“おひとり様生活”を語るのは「THE虎舞竜」の高橋ジョージ(65)だ。

◆◆◆

ADVERTISEMENT

「高齢者だけど、夢の武道館を目指しちゃおうかなって。」

 1993年発売の「ロード」は220万枚の大ヒットを記録。印税は22億円にのぼったという。

「最近は年400万から500万くらいかな? そこにイベントのギャラやYouTubeの収益が加わるくらいの年収です。それに年金の受け取りも始まっているからね。いまはスタジオに籠ってひたすらレコーディングする生活。とはいえ、別にCDを発売する予定もない。かっこよくいえば、もう一度ゼロからやってみようかなと思ったんだよね」

 今年5月には「再上京記念ライブ」として地元・宮城県でライブを開催した。

「もう年齢的には高齢者だけど、夢の武道館を目指しちゃおうかなって。75歳までに立ちたい」

4台あった車も処分したという高橋ジョージ

「松本には恩義がある。」

 歯に衣着せぬスタイルで情報番組やバラエティに出演していた高橋だが、最近は姿を見ない。

「離婚ネタで散々イジられてもういいかなと思って。松本(人志)と揉めている文春さんに言うのもあれだけど、ダウンタウン絡みの番組には出ます。企画がしっかりしているし、松本には離婚のときに『ダウンタウンなう』(フジテレビ系)できちんと経緯を説明させてもらった恩義がある。モラハラ騒動のとき、民放レギュラーを3本降ろされたんですよ。プロデューサーから『高橋さんを守るためです』って言われたけれど、本音は保身だろって」