靖国神社の石柱に『Toilet』と落書き、放尿も…

 靖国神社の落書きを巡っては5月にも同じような事件が起きただけに、警視庁としては「メンツ丸つぶれ」(前出・記者)の事態だ。

「5月の落書き事件では、靖国神社の今回と同じ石柱に『Toilet』などと赤いスプレーで書かれました。落書きの様子はSNSに動画で発信されており、動画には男が石柱に放尿する様子もあった。この事件では中国人の男3人の逮捕状が出され、埼玉県在住の男1人を逮捕。しかし、落書きをした張本人とそれを撮影した男の2人は、落書きの翌日未明の便で中国に出国してしまい、いまだに逮捕されていません」(同前)

靖国神社の石柱にまた落書きが

 警視庁は今月22日になってようやく夜間の警備強化を始めたという。

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「しかし、始めるなら最初の事件が発覚した5月からするのがスジ。終戦の日の前後に、この手の犯罪の発生率があがることも事前に予想できたはず。完全に対応が後手に回ってしまった」(警視庁関係者)

 顔にドロを塗られた形の警視庁。これ以上の恥の上塗りは許されない。