171センチ86キロのひげ面で、あだ名は「オッサン」「豆タンク」

「これは、阿部監督が昨年のドラ1で中央大の後輩でもある西舘勇陽投手の入団会見で言っていたことと同じです。阿部監督は現役時代に相当な叩かれ方をしたことでマスコミに不信感を持っている。中央大直系の後輩と同じくらい、浅野を気にかけて、マスコミから守るつもりのようです」(球団関係者)

©時事通信社

 浅野は171センチ、86キロという恰幅の良さや髭の濃さで、チーム内のいじられキャラ。ついたあだ名は「オッサン」「豆タンク」だ。そんなホープにも10代らしい素顔があるという。

「チーム外の人に対してはめちゃくちゃ人見知りなんです。二軍戦の相手チームの選手に用事があったとき、『僕、初めての人って全然話せないんですよ。どうしよう、なんか怖そうだし……』とずっとモジモジ。結局、先輩に付いてきてもらって、ようやく話しかけることができたようです」(同前)

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 4年ぶりの優勝に向け、広島と熾烈な首位争いを繰り広げている巨人。シャイな新星が阿部巨人の救世主となれるか。