自民党総裁選への出馬表明をした茂木敏充・自民党幹事長が9月6日、「文藝春秋 電子版」のオンライン番組に出演。「増税ゼロ」を始めとした経済政策について語った。
経済政策の実現可能性は?
番組では、茂木氏が出馬会見で強調した「増税ゼロ」政策のほか、「所得アップ」「半年以内のデフレからの脱却」などの経済政策の実現可能性について、文藝春秋総局長の新谷学と議論が交わされた。
まず、「増税ゼロ」を実現するための税収増の政策について、茂木氏は次のように説明した。
「生産性が1%が上がれば、GDPも必ず1%上がります。そうなれば税収は1.4兆円上がる。それに税外収入も毎年増えています。たとえば外為特会(外国為替資金特別会計)は今、165兆円ほど積み上がっています。その資産の一部でもより運用利回りの良いものにしていければ数兆円のお金が出てくると思っています」
「ふるさと納税型子ども基金」とは?
さらに茂木氏は、もう一つの“秘策”として、「ふるさと納税型子ども基金」構想についても触れた。
「通常のふるさと納税には返礼品があります。『ふるさと納税型子ども基金』は、それとは別枠で、子どもたちの未来のために税の一部として国民の皆様から納めていただくアイデアです」
さらに茂木氏は番組内で、「増税ゼロ」を実現する経済政策の詳細、「ハローワーク改革」などについても触れた。
「文藝春秋 電子版」では、60分におよぶ番組「『増税ゼロ』は本当に可能か? 新谷学が聞く!第7回」のフル動画を配信している。
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【フル動画】茂木敏充×新谷学「『増税ゼロ』は本当に可能か?」