「僕、インターネットも見ないし、全然ドラマで取り上げられたことは知らなかった。でも、事務所の若いスタッフが『話題になってます』って。『え、悪いことじゃないよね?』と聞いたら、そうじゃないんだってね。あの頃、『欽どこ』を観てた人は、まさか僕が70過ぎて大学に入って、78で中退するとは思わない(笑)。けど、だから人生って面白いの」
一方、第5話(2月23日)の放送中、自身のX(旧Twitter)に、
〈ん?…私が出てきた!笑〉
とリアルタイム投稿したのは、三原じゅん子参院議員(59)。第5話では市郎が初めて三原氏の「現在」を知り、「嘘だー。『セクシー・ナイト』だよ?」と彼女の往年のヒット曲を出して驚愕していたが、それに反応したのだ。
続く第6話では冒頭のように、不良女子高生で同じ「じゅんこ」の名を持つ娘にその事実を伝え、「ありえない!」と返されてしまう。そりゃそうだ、『3年B組金八先生』の山田麗子と言えば、不良少女の代名詞だったのだから。
「ドラマは見ている?」三原氏に尋ねると...
果たして、三原氏の胸中や如何に? 本人に聞いた。
――ドラマは見ている?
「欠かさず見ていますよ。面白い作品ですよね〜。阿部サダヲさんも大好きな役者さんですが、クドカンさんの脚本に今の時代へのメッセージ性を感じます。昭和を思いっ切り生きた人たちにはもちろん、今の若いZ世代にも響くところがあるんじゃないでしょうか」
――昭和と令和の対比を感じた印象的な部分は?
「学校のシーンかな。私たちの時代は昭和どっぷり、根性論だったから、それこそ、ドラマみたいに野球部は“ケツバット”が当たり前。でも、今の子には考えられないと思いますね」