「環八通り沿いに立ち食いそば屋は何軒ある?」調査は3日目に突入した(2日目編を読む)。今回は荻窪から上野毛まで歩いて調査する。

 環八と聞けば、主要幹線道路を短絡する便利で重要な幹線道路で、沿線には大きな工場やショッピングモールなどがあるのだろうと短絡的に想像していた。それなら立ち食いそば屋もあっていいはずだというわけである。

 調査方法は以下の通りである。

ADVERTISEMENT

環八の歩き方・実施方法


・赤羽岩淵から出発して、そのまま環八の内側(羽田方面)の道路の歩道を歩く。

・高架やトンネル部分は側道を歩く。

・脇道に面した部分にある店はカウントしない。

・何日かに分けて終点の羽田付近まで徒歩で移動する。

3日目は荻窪~上野毛まで

まだ猛暑の荻窪駅前からスタートする

 9月9日、午前9時40分、晴れ。今日も猛暑である。中央線荻窪駅南側に降り立った。少し立川寄りに歩き、環八の側道に到着。ここから3日目がスタートである。これから南側がもっとも関心あるエリアでもある。

荻窪南側からスタート

 荻窪南側は結構な繁華街という雰囲気だが、しばらく歩いて善福寺川を渡る頃には大分落ち着いた雰囲気になってきた。クリーニング店がやたら多い。そして、「みちのくらーめん百汁番」や「ちゃんぽん亭」そして、街そば屋「高はし」が現れた。一応玄関が脇道なので候補店としておこう。まだ開店前の時間だった。

 五日市街道や井の頭通りが現れ、さらに進むと京王井の頭線高井戸駅に至る。「ガスト高井戸店」「すき家高井戸店」「フォルクス高井戸東店」を過ぎると首都高速4号新宿線の陸橋に到着する。このあたりは淡々とした沿線で道路もそれほど混雑していない。