「みんなから愛されるし、みんなを照らす人。太陽みたいな存在だなと思ってみていました。実際ご一緒させていただいてよりその太陽の光の強さに感動しました」

 10月4日放送のNHK『あさイチ』で俳優の斎藤工からそう賞賛されたのは、現在配信中のネットフリックスドラマ『極悪女王』でダンプ松本を好演し、注目を集めているゆりやんレトリィバァ(33)だ。

ゆりやんレトリィバァ ©時事通信

役作りのために痩せた体から40キロ増

「海外志向が強く、元々映画に関わる仕事に就きたいと思っていたゆりやん。全世界で配信されるネットフリックスドラマならと、4年前にオーディションを受け、見事主役の座を射止めた。役作りのために道場に通い、一度はダイエットで痩せた体から40キロも体重を増やした」(スポーツ紙記者)

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ダンプ松本役を演じた(ネットフリックスHPより)

 ライバル『クラッシュ・ギャルズ』を演じた剛力彩芽や、唐田えりかも10キロ近く増量し、本格的なアクションに挑んだことが話題となった本作。ゆりやんにとっては今回が初主演作となったが、「ゆりやんさんはとにかく人たらしで、その場にいる人たちはみんな、彼女のことを好きになってしまうみたいです。完成後の打ち上げやイベントでも常に人を気遣い、笑わせていた」と語るのは、ドラマ関係者だ。

10キロ近く増量した唐田えりか

「スタッフのこともきちんと名前で呼び、リスペクトを持って接していた。女子プロレスチームのみんなにも自分から積極的に声を掛け、一緒にお弁当を食べるなど常に明るく振る舞いムードメーカーに徹していた。ゆりやんさんの怪我で撮影が半年ほど中断し、監督が代わるなどハプニングに見舞われた現場でしたが、みんな、ゆりやんさんの明るさに救われていました。

 昨年7月末に行われた打ち上げでは、『この仲間たちと会うために自分は生まれてきた』と感動的なスピーチを披露。日付が変わるまで宴会を楽しんだ後は、スタッフたちと名残惜しそうに歩いて駅まで向かっていた」