「ミシュランガイド京都・大阪+鳥取 2019」で2つ星を獲得したカニ料理の名店「かに吉(よし)」(鳥取市)。実業家の堀江貴文氏ら数々のVIPを虜にした名店で、店主の山田達也氏(58)はいつしか“カニの神様”と呼ばれるようになった。だが今、その“神様”をめぐって、カニ業界激震の大騒動が起きているという。その1つが、「かに吉」が認定外のカニを高級ブランドガニと偽装している疑惑。そしてもう1つが、「土下座騒動」だ。
“高級ブランドガニ偽装”疑惑が浮上したのは、昨シーズンのこと。「週刊文春」も、偽装が疑われる内部資料や写真を確認した。そして、この“偽装”疑惑が引き起こしたのが、「土下座騒動」だった。同じくミシュラン2つ星のカニの名店、「植むら」(神戸市)と「かに吉」の間で、偽装行為の有無をめぐる激しい“カニバトル”が展開され、山田氏は最終的に偽装を認め、土下座謝罪にまで発展したというのだ。
11月2日、山田氏に直撃した。
――ブランドではないカニに高級ブランドのタグをつけているのは事実か。
「それはないです。ないです」
弁護士を通して改めて尋ねると、意外すぎる回答が――。
「週刊文春 電子版」では、「かに吉」に浮上した“高級ブランドガニ偽装”疑惑の具体的な内容や、土下座騒動の顛末、「植むら」店主の主張などを詳報している。また、”偽装“疑惑をもたらした「証拠タグ写真」や、山田氏が”偽装“を認め、土下座に至るまでのやりとりを記録した音声も公開している。
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