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検察側:
朝起きた時の春香さんの様子に変化は?

母親:
普段と変わった様子はなかったが、「また、てんかん発作が出たのかもしれない」と言っていた

母親が感じた娘の“違和感”

2月にてんかん発作の疑いで入院していた春香さん。

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母親は、そのわずか1カ月後に交通事故を起こし、事故の処理が終わった直後の電話で取り乱したり、実家に到着した際も体調が悪そうにするなど、春香さんに対して、これまでにない“違和感”を抱いていたという。

その違和感は春香さんが交通事故を起こした直後、110番通報した際の警察官とのやり取りを録音したデータにも残されていた。

検察側:
110番通報を聞いたときはどういう印象だったか?

母親:
フワフワした感じで質問も耳に入っていないようだった。春香が運転する車が突っ込んで壊したポールの反射板についても、意味が分かっておらず、それについて聞かれても「反射板?」と聞き返していて、話がかみ合っていなかった。へらへらして半笑いで、ふざけているようだった

検察側:
普段とは違う?

母親:
普段は比較的早口で、面白おかしく話す子だった

一方、弁護側は「借金返済のための金を無断で妻の口座から流用していて、妻が銀行などに行けないよう、睡眠薬入りの飲料を提供した」などと主張している。

母親の言葉一つ一つをまっすぐ前を見つめ聞いていた渡辺被告。証人尋問は11月8日まで続く予定だ。

(NST新潟総合テレビ)