11月8日、弁護士登録したことが報じられた、黒川弘務・元東京高検検事長(67)。所属は第一東京弁護士会で、登録は11月1日付だという。
「賭けマージャン」問題を受けて辞職
安倍晋三政権下で法務省大臣官房長や法務事務次官を歴任し、国会対応や政治家との折衝で抜群の手腕を発揮。「安倍官邸の守護神」と呼ばれ、2020年1月には定年延長が閣議決定されて大きな波紋を呼んだが、同年5月に「週刊文春」が報じた「賭けマージャン」問題を受けて辞職していた。社会部記者が解説する。
「賭けマージャン問題では単純賭博罪に問われ、東京簡裁から罰金20万円の略式命令を受けた。退官後から弁護士登録を目指していましたが、弁護士法12条の『弁護士会の秩序若しくは信用を害するおそれ』に抵触するなどとして、数回にわたって登録を拒絶されていたようです」
あれから4年半後の弁護士登録。所属先の弁護士事務所について詳細を調べてみると、代表を務める弁護士は2022年4月に、自民党の平成研究会(旧茂木派)の政治資金パーティでパーティ券を50万円分購入していた。
さらに事務所の所属メンバーには、安倍政権を支え、それぞれ世間を賑わせた“脛にキズ”を持つ意外な人物たちの名前が……。
現在配信中の「週刊文春 電子版」では、黒川氏と同僚になった面々の実名に加え、黒川氏のビジネス界での活躍ぶりや記者の直撃に語ったことなどを詳報している。
「安倍官邸の守護神」黒川弘務元検事長が“コネクティング不倫”元補佐官&セクハラ元次官と同僚になっていた!《賭けマージャンから4年半》
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