圧倒的な砲火で攻めるロシア軍、必死で防戦する自衛隊。部下との連絡がとれないため、小隊長の安達3尉は単身、戦場を駆けめぐる。2分隊の陣地付近で、無残な姿と変わり果てた兵士を目撃する……。

 第7話〈後編〉へ続く

小隊 (文春文庫 す 27-1)

砂川 文次

文藝春秋

2022年5月10日 発売