「衝撃的だったのは、配信ドラマ『金魚妻』(Netflix)での演技です。地上波では放映できないような濃厚なラブシーンを色っぽく、そして切なく演じ切っていた。のちの大ブレイクを予感させる熱演でした」(ドラマ関係者)
ドラマ『わたしの宝物』(フジテレビ系=木曜夜10時)で、2クール連続主演を務めている女優・松本若菜(40)のことだ。
〈究極の“きれいなお姉さん”のしっとり美しい水着姿〉
「『わたしの宝物』は、夫以外の男性との子供を夫との子と偽って産んで育てる“托卵”を題材にしたストーリー。先週の第7話では、ついに“托卵”がバレしてしまった美羽(松本)が、夫・宏樹(田中圭)から離婚を告げられるという怒涛の展開でした。戦慄の物語はいよいよ佳境に向かっていきます」(フジ関係者)
松本は1984年、鳥取県米子市生まれ。高校卒業後、地元の企業に就職した。美容部員や美容室の受付などの仕事をしていたが、21歳の時に一念発起し、以前スカウトされた事務所に連絡。2006年に上京し、芸能界入りを果たす。翌2007年、22歳の時に『仮面ライダー電王』(テレビ朝日系)で佐藤健の姉役でデビューした。
同じ頃、2007年11月に出版したのが、ファースト写真集『watercolor』。表紙は、セクシーな白い水着姿で、帯には〈究極の“きれいなお姉さん”のしっとり美しい水着姿、初お披露目!!〉との宣伝文句が。裏表紙は黒い水着で〈はじめてだけど、おもいきって。〉と綴られている。「最近は2万円前後で取引される“激レア写真集”の1冊になっている」(グラビア関係者)という。2009年5月に出版した写真集『final color』でも、艶っぽい水着姿や下着姿を披露していたが、これが現時点で最後のグラビア写真集となった。
「以降、松本は女優業のほうに力を注いできましたが、なかなか大きな役には恵まれませんでした。過去のインタビューでも『(すぐに)死んじゃう役ばかり』で、20代中盤からは『暗黒期』『最悪な状況でした』と振り返っています」(前出・ドラマ関係者)