今年10月の衆院選で、宮城3区から初当選を果たした立憲民主党の柳沢剛氏(61)。フジテレビ系列の仙台放送にアナウンサーとして入社し、アナウンス部長や広報部長を歴任した人物だ。アナウンサー時代には「めざましテレビ」のリポーターを務めていたこともある。

柳沢氏(党HPより)

元仙台放送アナウンサーの稲垣氏が実名告発

 そんな柳沢氏について、今回、仙台放送時代の「壮絶パワハラ」の訴えが次々と寄せられた。中でも、実名で告発するのが元仙台放送アナウンサーの稲垣龍太郎氏(36)だ。

 衆院選の選挙期間中にも実名を明かしたうえで、Xで柳沢氏のパワハラに関する投稿を続けてきた稲垣氏。だが、広く情報を伝えることが難しいと感じ、取材に応じることにしたという。

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告発する稲垣氏

 稲垣氏は語る。

「柳沢氏はアナウンサー時代、ご当地テレビマンとして宮城県内を隈なく回るなど、地域を知ろうとする姿勢が人一倍強かった点は見習っていました。ですが、今回こうして声をあげたのは、その人格が国会議員に相応しくないと強く思っているからです。

 国会議員は仕事の内容はもちろん、その人となりも国民の模範とならなければいけません。私の体験を広く知っていただき、果たして柳沢氏が議員に相応しいのか、今一度考えてほしい」

 さらに取材を進めると、仙台放送の元女性アナウンサー3名も“被害者”として手を挙げるのだった。

週刊文春 電子版」では、稲垣氏や元女性アナウンサー3名が語った柳沢氏の「壮絶パワハラ」の全容を詳報している。なお、稲垣氏は12月10日(火)、一連のパワハラ被害を訴える記者会見を開く予定だ。

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