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 ところが、当の斉藤本人は、先週に続き2度目となる今回の直撃に対して「(X氏とは)偶然会った」と主張する。それは「家族に報告している」という事務所の回答とは矛盾するのだが……。

 斉藤と十数年来の付き合いのある知人が肩を落とす。

「前回の不倫の際に斉藤さんは憔悴しきってやつれていた。それなのに今回なんでまた会ってしまったのか。あの騒動で懲りたんじゃなかったのでしょうか」

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2017年9月11日、X氏との不倫騒動について会見を行った斉藤 ©文藝春秋

不倫相手のX氏は離婚を

 もう一方の当事者のX氏は6年前の不倫騒動で高い代償を支払った。

「Xさんは家族と暮らしていた横浜市内の高級住宅地にある豪邸や所有していたマンションなど財産のほとんどを妻に譲り、子供たちとも会えない状況に追い込まれた」(X氏の知人)

2017年の斉藤とX氏 ©文藝春秋

 先週、小誌記者にかけてきた電話の中で、X氏は斉藤と自身の関係を明かし、斉藤が宗教的な問題を抱えていることを仄めかした。

「彼女が離婚問題に差し掛かっていて、そのことについて僕は相談を受けています。僕が離婚して、彼女がなぜ離婚しないのか。それは宗教の問題です」

 そして記事が出た後、X氏はこのような見解を表明していた。

〈斉藤由貴さんとは、ちょいと宗教論争と痴話もめしちゃった、のが今回の文春砲の実態です〉

「『頭狂っているよ』と斉藤さんに言って…」X氏の説明

 痴話もめ、とは男女の仲で交わされる色恋にまつわる他愛のない喧嘩をいう。

 さらにX氏は先週号の校了後、再び記者の電話を鳴らし「離婚問題の相談を受けている」という自らの発言を翻した上で、こうまくしたてた。

「僕は離婚相談を受けたとは言っていない。あくまで宗教の話がきっかけ。離婚だなんて……相手はモルモン教だよ? だから『頭狂っているよ』と斉藤さんに言って、それで口論になってしまった」

 ことほど左様に、斉藤とX氏は2人揃って発言を修正するのだった。