俳優で歌手の斉藤由貴(58)が離婚していたことがわかった。ことしの春頃、1994年に結婚した一般男性との30年間の結婚生活にピリオドを打ったという。

 昨年10月には、かつてダブル不倫が報じられた医師X氏と斉藤の間で、警察も出動する騒ぎも起きていた。騒動後に斉藤とX氏が語っていたこと、斉藤の元夫・Aさんが周囲に明かしていた胸中とは……。当時の「週刊文春」の記事を全文公開する。(初出:「週刊文春」2023年11月16日号。年齢、肩書は当時のまま)

斉藤由貴 ©時事通信社

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#1#2から続く)

「本当にあの時にたまたま偶然会っただけなんです。すごく嘘の記事をたくさん書かれて、私はビックリしています。泣いてしまったからと言って関係が続いていたと言われるのは、とても不本意です」

 

 11月5日夜、自宅前での直撃に対し、威圧的にまくしたてるのは女優の斉藤由貴(57)ご本人である。

 斉藤が「嘘」と断じるのは小誌先週号の記事。10月28日、60代の男性医師X氏が経営する横浜市内のクリニック前で斉藤とX氏が押し問答となり、人目もはばからず泣きじゃくる斉藤のもとに警察が駆けつけるという狂乱のトラブルを伝えたものだ。

「これまで尾崎豊や川﨑麻世らと浮き名を流してきましたが、6年ぶりの“邂逅劇”に改めて魔性の女優であることが印象付けられました」(芸能デスク)

1991年、尾崎豊との関係について「ご想像にお任せします」と語る斉藤由貴 ©時事通信社

 そもそも斉藤とX氏の浅からぬ仲が明らかになったのは2017年8月。手つなぎデートに興じたり、X氏が斉藤の借りているマンションを週に4度も訪ねたりと、互いに家庭のある身でありながら逢瀬を重ねていたことを小誌が報じたのがきっかけだった。

 当初は男女の関係であることを否定した斉藤だったが、その後も相次いだ報道でついに事実を認め、X氏との関係を清算することを明言していた。 

X氏のクリニックの前で「入れて! 閉めないで」と泣き叫び…

 その関係を断ったはずのX氏の病院の玄関ドアの取っ手を握り締め、ガラスの向こうのX氏に対し「入れて! 閉めないで!」と懇願、路上にへたり込み嗚咽を漏らす――果たしてこの尋常ならざる事態は「偶然会っただけ」で起こるものなのだろうか。

2023年10月、X氏のクリニックのドアノブを握り締め、泣き崩れる斉藤 ©文藝春秋

 小誌の先週の取材に対し、斉藤の所属事務所は「現在も夫婦関係は変わっておらず、X氏とお会いすることも家族に報告している」と2人の不倫関係を否定した。