日産が発表した驚きの人事「トップが責任を負わず…」

 その日産は12月11日、役員の担当替えを発表。スティーブン・マーCFO(最高財務責任者)が中国事業の統括責任者となり、後任のCFOにはジェレミー・パパン北米日産社長が就くことになった。また中国事業の責任者を務める山﨑庄平専務執行役員が日本と東南アジア諸国連合(ASEAN)地域の統括責任者となる。

「驚きの人事でした。日産の急激な業績悪化は北米と中国市場の不振が主因。しかし、その事業のトップが責任を負わず、担当を替えるだけだったからです」(同前)

日産の内田誠社長(左)とホンダの三部敏宏社長 ©時事通信社

 この“激アマ人事”に社内からは不満の声が漏れているという。そして――。

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「日産の低迷の原因は、ゴーン氏が残した3つの“置き土産”にあるのです……」

 こう明かすのは、日産の関係者だ。

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 12月25日(水)12時配信の「週刊文春 電子版」並びに26日(木)発売の「週刊文春」では、日産とホンダ経営統合の深層に迫る。果たして、ゴーン氏が残した“置き土産”とは?

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