“新社長”西山氏の素顔
西山氏はもともとニチガクの営業社員で、正直お酒とお金にだらしないという印象しかないですね。朝6時からお酒を飲んで、酒臭い息を吐きながら営業に出るなんてこともザラ。借金も相当抱えていました。正直、社長になるような経歴ではないです」（元ニチガク社員）
そんな西山氏が代表取締役になったことは、社内でも秘密にされていたという。実際に、給与未払いの説明も江藤氏が行っており、ニチガクの実質的な運営は江藤氏が行っていたとみられる。
「12月9日の説明会では江藤氏が社長であるかのような振る舞いでしたし、ニチガクのホームページでは江藤氏が代表取締役のまま掲載されています。まさか、10月にはすでに代わっていたなんて信じられません」（ニチガクの元アルバイト）
そして、西山氏の代表取締役就任から約3カ月後、東京地裁に自己破産を申告したのだった。
「経営状態が悪いのは、社内の人間ならみんな分かっていました。江藤氏は破産を見越して、西山氏を社長に据え置き、批判の矢面に立たせたのではないか、という声も上がっています」（ニチガク関係者）
西山氏に話を聞くため、都内にある築40年以上の自宅アパートを訪ねたが、住んでいる気配はなかった。近隣住民によると、「破産報道後は家に帰ってこなくなった」という。
果たして江藤氏や西山氏らが説明責任を果たす日は来るのか。
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《説明会音声入手》受験直前に破産「ニチガク」代表が語っていた窮状「生徒がほとんど入ってこなくなった」「日々の支払いにも困っている」
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