今年2月20日発売号から「週刊文春」でスタートした短期集中連載「冷血の知事」。連載では、斎藤元彦・兵庫県知事について証言や資料とともに全5回にわたって詳報した。最終回の第5回では、今年1月18日に自ら命を絶った竹内英明・前兵庫県議(享年50)を巡る問題などについて取り上げており、竹内氏の妻が取材に応じている。記事の一部を抜粋して公開する(文中敬称略)。

 3月13日、「週刊文春」の記者は竹内の自宅を訪ねた。リビングに設えられていた小さな祭壇。遺影は在りし日の精悍な表情で、缶ビールなどが供えられていた。

2024年9月、百条委員会で斎藤に質問する竹内 ©時事通信社

「短期連載も拝見しています。改めて色々あったんだな、と……」

 竹内の妻は、迎え入れた記者にこう伝えた。

「短期連載も拝見しています。改めて色々あったんだな、と……」

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 選挙戦を振り返り、苦しい胸中を明かす。

「本当に地獄みたいな期間でした」

 続けて、語られたのはーー。

 現在配信中の「週刊文春 電子版」および発売中の「週刊文春」では、竹内氏の妻とのやり取りを全文掲載。連載最終回では、生前の竹内氏が記者へのLINEで訴えていたことや、斎藤氏への直撃取材などについても取り上げ、「斎藤知事の真実」に迫っている。

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