兵庫県職員の自死に端を発し、いまだ波紋を広げる斎藤元彦知事(47)をめぐる問題。劇的な選挙戦を制したわずか1週間後には、PR会社社長が投稿した記事を巡って“公選法違反”疑惑が噴出。事態はまた新たな展開を迎えています。兵庫県政で今、何が起きているのか。週刊文春の記事で振り返ります。

兵庫県知事・斎藤元彦(46)パワハラ告発 元局長を自死に追い込んだ「7人の脅迫者」

 

 今年3月、斎藤元彦知事のパワハラやおねだり疑惑など兵庫県政が抱える7つの問題点を糾弾した文書は当初“怪文書”扱いされた。それから4カ月、文書は今、県政を大きく揺さぶっている。作成者の死と引き換えに――。

 

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《斎藤元彦兵庫県知事パワハラ告発問題に新展開》告発職員への「事情聴取音声」独自入手! “抗議の自死”の3カ月前に強い口調で詰問

 

 兵庫県で2か月半の間に2人の職員が自殺した問題を巡り、批判にさらされている斎藤元彦知事(46)。「週刊文春」は、斎藤氏のパワハラなどを告発する文書を作成した県職員X氏(故人)に対し、県側が行っていた事情聴取の音声を入手した。(音声全編はこちらの記事で公開中

 

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「#斎藤知事がんばれ」がネットを席巻する謎が解けた

 

〈まだまだ逆風の中ですが、知事に返り咲いていただきたく〉〈偏向報道のマスメディアが勝利するのは許せない気持ちです〉

 県議会の不信任決議で職を追われた兵庫県の斎藤元彦前知事(46)を支持する声がネットを席巻しているという。いったいなぜ?

 

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斎藤元彦・兵庫県知事(47)を待ち受ける独りぼっちの執務室《立花孝志が告白「政策に感銘は受けてない」、県議9割は“反斎藤”》

 

 全会一致の不信任決議による失職から48日。斎藤元彦氏が兵庫県知事に再選した。「半年間、独りぼっちだった」と吐露した元知事は、SNSの熱狂を背景に111万人余の県民から信託を得た。だが、その前途には――。

 

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“公選法違反”疑惑を生んだ斎藤元彦(47)とPR女社長「会議室の蜜月」《折田楓氏は知事肝いり3大会議に抜擢されて…》

 

 11月25日、東京・千代田区の都道府県会館。1週間前に劇的な選挙戦を制して兵庫県知事の座に返り咲いた斎藤元彦氏(47)は、約60人の報道陣に取り囲まれていた。笑顔はなく、額には脂汗が浮かぶ。

「公職選挙法に違反するような事実はないと私は認識しています」

 約10分間で10回も同じフレーズを繰り返し、しまいには苛立った記者から「それは分かったから!」と遮られるのだった。

 

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