北海道・小樽を舞台にした小説『よむよむかたる』。

 作者の朝倉かすみさんは、16歳まで小樽で生まれ育った地元作家で、これまでも北海道や小樽を舞台にした作品を多く手がけています。

 そんな朝倉さんを特別審査員に迎え、2024年12月11日(水)~2025年1月31日(金)にInstagramで、文藝春秋×小樽市「“おたるLOVE”フォトグランプリ」を実施しました。その結果、【500件】を超える応募をいただきました。

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 たくさんのご応募、ありがとうございました。

 小樽市長賞、よむよむかたる賞、『CREA Traveller』編集長賞、『CREA Traveller』デザイナー賞、小樽観光協会賞、小樽天狗山ロープウエイ賞、FMおたる賞、花園だんご賞、あられみどり屋賞、栗原のかまぼこ賞の各賞の入賞作品が決定しました。

特別審査員・朝倉かすみさんのコメント

 

 このたびの「よむよむかたる」フォトグランプリに、(思いがけないほど)たくさんのご参加をいただきまして、まことにどうもありがとうございます。

 とっても嬉しいです。

 みなさんが投稿してくださったお写真を拝見しますと、それらに付けられた#おたるラブ、#おたるlove、#otaruloveといったフレーズともども、ここからどこかへ羽ばたいていくような気がしました。みなさんが一枚の写真におさめた小樽というまちの表情と、そのときの思いや記憶が、見知らぬだれかのこころをめがけて飛び立ち、そして、繋がっていく、そんなイメージです。なんて素敵。