広末容疑者は不安定になると、自分に注意する人間を避け、受け入れてくれる相手を求めてしまう傾向があったことがわかる。それを長年、母や友人たち、そして夫であるキャンドル氏がどうにか守り続けていたのだ。彼女との向き合い方に悩んでいた時のことを話すキャンドル氏は今にも泣き出しそうな表情だった。

「今も全然まともではないと思います」

 キャンドル氏が出会った頃の不安定だった広末容疑者は、毎晩のように連絡をし、手紙を送ったという。不倫相手だった鳥羽氏にも情熱的な手紙を送っていたことが暴露されている。

 一見すると愛情に見えても、ストレスからの逃避による依存であった可能性は否定できなそうだ。

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©時事通信社

 広末容疑者に離婚について切り出されたことも話し、その理由として「夜中に電話をするのを怒るから」と言われたという。

「自分自身を制御できない」「普通の精神ではあんな恰好ができますか?」と彼女のメンタルの危うさには何度も言及し、「今も全然まともではないと思います」と言い切った。

 そして鳥羽氏との不倫以前にも同じような事が一度あったと明かし、広末容疑者には内緒で相手と相談して、内々で収めたこともあるという。

 キャンドル氏の会見から2年。事務所からの独立や仕事復帰、慣れない社長業というプレッシャーが重なったタイミングで再び「不安定の波」がやってきたのかもしれない。

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