〈この度西内まりやは芸能界を引退することとなりました〉
5月15日に引退を発表した西内まりや(31)。引退の理由について〈身内があるトラブルを起こしている」と記すだけで多くを明らかにしなかった。一体、何が起きていたのか? 「週刊文春」が知る全真相。(全3回の3回目/はじめから読む)
(初出:「週刊文春 電子版」2025年5月17日配信。年齢、肩書は当時のまま)
◆◆◆
西内まりやの姉・西内ひろ(36)は、俳優の池内博之(48)と交際する一方で、「経営者で資産家のA氏と“ロマンス詐欺”のようなことを働いていた」(A氏の親しい友人)。3年に及ぶ交際で、A氏がひろに渡した金品はひろの会社への業務委託料、エルメスやアルマーニといったブランド品のプレゼントなど、約1億5000万円にのぼるという。
これについてA氏は「週刊文春」の取材に、ロマンス詐欺での告訴の意向を認めたうえで、「彼女には『因果応報』という言葉の意味を噛みしめてほしい」と語った。
ひろはどう答えるか。
A氏の名前を出した途端に表情が曇り…
5月上旬、都内のイベント会場から出演を終えて出てきた彼女は、呼びかけに笑顔で足を止めたが、A氏の名前を出した途端に表情が曇った。
――A氏は詐欺だと話しているが。
「次があるので、ちょっとゆっくりは……」
――月額230万円を受け取っていたそうだが。
「いや、もらってないです。あの、ちゃんと契約書あるんですよ」
――仕事の対価としてもらっていたということか?
「そうです、全部証拠ありますので」
――どんな証拠が?
「(A氏は)映画をお作りになっていて、Netflixのプロデューサーにお繋ぎしたりだとか、プロデュースチームを作って5人くらいで会議とか、全部議事録あるんですよ」
――A氏とは真剣なお付き合いをしていたのか?
「いや、ないです」
――一緒に海外旅行に行ったり、ペアリングを買ってもらったそうだが。
「いやいや、それはいろいろとプロデュースのお仕事をやらせて頂いた部分があるので、それはちょっと具体的にお話しできることっていうのは難しいですね」