6月13日に告示される東京都議選。定員6に対し、17人が出馬する激戦となっているのが杉並区だ(6月10日時点)。

「自民では2021年の衆院選で落選した石原伸晃元幹事長が長らく地盤としてきました。その石原氏の元秘書である国崎隆志氏が、今回、国民民主から出馬。泥船の自民から国民民主への“逃亡”として、一部で話題になりました」(政治部デスク)

落選した石原伸晃氏 ©時事通信社

 さらに、国崎氏と同じく石原氏の秘書出身で、裏金問題で自民非公認となった小宮安里氏も出馬している。そして、2021年衆院選で石原氏を破り、昨年の立憲民主党の代表選にも出馬した吉田晴美氏は、出馬した立憲の関口健太郎氏を全面的にサポートしている。

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「週刊文春」は今回、政治広報システム研究所代表の久保田正志氏とともに、都議選全42選挙区の「完全予測」を実施した。石原氏の元秘書たちや、吉田氏が全力支援する立憲候補の当落は、現在配信中の「週刊文春 電子版」で読むことができる。

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