パ・リーグ制覇という夢の続き
冒頭のブラフで書いたようにBsには大きく分けて3つの勢力が存在する。「Bsプロパー王国」と「Bsニュージェネレーション共和国」と「優勝請負連合国」だ。そして前半戦のBs好調を支えたのは紛れも無く「Bsニュージェネレーション共和国」と「優勝請負連合国」だろう。彼らの活躍がBsを3位タイの成績に繋ぎ止めている。しかし、ここに来てこの“もどかしい”現状。Bsの更なる躍進に必要なのは間違いなく「Bsプロパー王国」の面々の活躍だろう。
安達選手の孤軍奮闘を助ける為にも、ペナントレース中盤戦以降はエース金子投手の、主砲T-岡田選手の、守備の要後藤選手の活躍に注目である。勿論、伊藤光選手にもこのままシーズンを終わらせて貰う訳にはいかない。佐藤達也投手に岸田護投手にも活躍して貰う事を待ち望んでいるファンは相当多く居る事だろう。それだけ我々Bsファンは「Bsプロパー王国」の面々を愛してしまっているのだ。
冗談半分に3つの国が覇を争うと言ってはみたものの、本当にチーム内で覇権争いをする訳ではない。今や押しも押されもせぬ人材の宝庫となったBs。それぞれがお互いを補いながら長いペナントレースを戦っている。プレーヤー諸君はどの国家を選択してゲームを進めても良いのではないだろうか。Bs統一の先にはパ・リーグ制覇という夢の続きが待っているのだから。
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