世界を旅して、各国の「性産業」や危険な地域に関する動画をアップしているYouTubeチャンネル「無敵のレオ【世界1人旅】」。チャンネルを運営するレオさん(28)はインドの風俗街で監禁されたり、トルコで数十万円のぼったくり被害にあったり、何度も命の危険を感じたことがあるという。
レオさんに海外で「本当にヤバい場所・人」を避ける方法や、帰国したら必ず行うルーティン、ならびに各国の風俗嬢の中でも印象に残っている女性について聞いた。(全3回の3回目/1回目から読む)
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――レオさんは、YouTubeを始めて約2年間で20カ国以上を回ってきたそうですね。YouTubeを始めるまでは、海外旅行自体ほとんどしたことがなかったそうですが、この2年間で日本に対する見方は変わりましたか。
無敵のレオさん(以下、レオ) 正直YouTubeを始めるまで「日本は海外に遅れをとっている」と思っていました。海外に行けば、もっと自由で、もっと豊かな生活ができるんじゃないか、と。
実際に世界を回って分かったのは、日本がどれだけ恵まれた国か、ということでした。まず、命の心配をしないで夜道を歩ける国なんて、世界にほとんどありませんからね。夜中にコンビニまで、スマホをいじりながら歩ける。この当たり前が、世界的に見るとどれだけ奇跡的なことか。
それに、日本の食のレベルは本当に異次元ですよ。とにかく安くて、おいしいものが多い。海外に数週間いると、日本のご飯が食べたくてどうしようもなくなってきます。日本に帰ったら、磯丸水産のホッケ、吉野家の牛丼、ファミリーマートのファミチキを食べるのが僕の定番です。
日本にいるとなかなか気付けないのですが、コンビニも世界遺産級の文化財だと感じます。24時間営業で、ATMもあって、トイレも使えて、お弁当もお総菜もお菓子もすべておいしい。しかも店員さんが親切。こんな店、日本くらいにしかありません。
――こんなに日本が好きなレオさんが、それでも海外に行き続ける理由は何でしょう?
レオ やっぱり、知らない世界を見たいからですね。だからこそ危険な目に遭遇することも多いのですが……。

