監禁、ぼったくり……海外で味わった「危険」

――インドのニューデリーにある風俗街で監禁された話やトルコのイスタンブールで数十万円のぼったくり被害にあった話は伺いましたが、それ以外にも危険を感じたことはありましたか。

レオ 「命の危険を感じた」とは言わないまでも、チェコやギリシャでは路上のあちこちに“使用済みの注射器”が捨てられているエリアがあったり、サンフランシスコで明らかに人の排泄物が路上にいくつも落ちていたりしたときは、ちょっと怖いなと思いました。

 それ以外にもオランダでは街中に大麻の匂いが漂っている地域がありましたし「世界には、日本に住んでいると考えられないようなヤバい場所がたくさんあるんだな」と旅しながら痛感しています。

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ギリシャでは路上で注射器を使っている人もいたという

 でも不思議なもので、日本に帰って1カ月もすると「また行きたいな」って思っちゃうんですよね。最近はやっと“危険センサー”も働くようになって、本当にヤバい場所や人を、感覚的に避けられるようになってきました。例えば、目が合ってこちらが笑顔を向けたら、相手も笑顔になれば安全なエリアで、笑顔を返されなければヤバいんです。死んだらすべて終わりですから、この辺は気を付けています。