畠山選手は「キレイなジャイアン」
浦添で行われているキャンプに、私がパーソナリティをやっているラジオ番組で取材させていただけることになったんです! キャンプ地の浦添市民球場に着いてお世話になるスタッフの方にあいさつをして、ドキドキワクワクしながら室内練習場を覗くと、なんと!! 畠山選手がバッティング練習をしているじゃありませんか! しかもそばに青木選手がいて熱心に指導している! 泣きそうなくらい嬉しかったです。久し振りにあのバッティングフォームを見て、快音が聞こえてきて、熱心に自主練している!
嬉し過ぎて杉村コーチにインタビューした際に畠山選手のことを伺うと「青木に教えてもらったり、2人でいろんなことを考えながら一生懸命やっていますよ」とにっこりとお話ししてくださいました。畠山選手にインタビューすることはできなかったんですが、Sportivaさんの記事に「去年の秋くらいから『やめよう』とばかり考えていた。キャンプに入る前も不安しかなかった。青木選手と再会し会話した中で『まだまだ出来るんだ』と前向きになれた」というようなインタビュー内容を見て、「それがあったから青木選手にあんなに熱心に教わっていて、一生懸命練習していたんだなぁ」って、キャンプで見たこと聞いたことが繋がりました。
今の畠山選手を見ていると今までとはまったく違うというか、ラジオでは「キレイなジャイアン」のようだって表現したんですが、目が以前よりもキラキラしているように見えるんです。まだまだやりたいっていう気持ちがあふれてるというか。とても練習をサボっていた人とは思えない、自分への厳しさも見えるし、楽しそうにも見えました。人は気の持ち様が変わるだけであんなに変わるんだ、あんなに希望に満ち溢れていて、輝いていて、実際結果もついてきているし、本当に凄いです!
自信がなくなったり、不安になったり、弱い部分が出やすい方なのかもしれないけど、一生懸命逃げずに悩んで、そこに打ち勝つくらいに練習したり、頑張っている姿はめちゃくちゃかっこいいです! 畠山選手のインタビューを読んでいると、プロ野球選手だけど1人の人間として似たような悩み(気にしちゃうところとか)を持っているところもあって、勝手に親近感を抱いていたのかもしれません。
でも、こういうところをさらけだしてくれるところもまた、畠山選手の魅力なのかもしれない。素直だからこそ、笑顔の畠山選手は本当に楽しそうでこっちまで嬉しくなっちゃう! ベンチで味方の活躍を一緒に喜んでいる姿や畠山選手の活躍にチームが盛り上がっているところも見ていてほっこりするし(ベンチが映るカメラいいですよね)もっともっと楽しそうな畠山選手を見たいから、応援にも熱が入っちゃうんです。実は今季、まだ畠山選手のヒーローインタビューがないんですよ! 活躍した試合はたくさんあるのに!!(悔しい!) 拗ねたヒーローインタビューを聞いたのはあれ以来ないですが、調子に乗っちゃうくらい楽しそうに話すヒーローインタビュー見たいです!
青木選手、畠山選手の気持ちを動かしてくださって、ありがとうございました! 今年も畠山選手を応援出来る幸せに感謝!!!
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