紀子さまへの第一印象は「お父さまの話し方と…」
1985年5月、学習院大学法学部2年生の秋篠宮さまが、文学部に入学したばかりの紀子さまと大学構内の書店で初めて出会ったと、前編(#1)で紹介したが、その時の紀子さまの第一印象を尋ねられた秋篠宮さまは、次のように答えている。
「こちらのお父さまを前から存じ上げていたんですが、非常にお父さまの話し方と似ているなと思いました」
紀子さまの父親である、学習院大学名誉教授の川嶋辰彦さん(故人)とは筆者も面識があるが、確かに紀子さまとよく似ているように思う。謙虚で温厚な人柄で、ゆったりとしたしゃべり方や話す時の表情、それに全体的な雰囲気などだ。
おそらく、秋篠宮さまの両親である上皇ご夫妻もまた、紀子さまと会った瞬間、父親とよく似ているとの第一印象を抱いたことであろう。辰彦さんは、上皇さまがOBである、馬術部の顧問を務めていた。辰彦さんを彷彿とさせる紀子さまの印象は、上皇ご夫妻にとって、安心材料の一つとなり、2人の交際にさらに好影響を与えたのではなかろうか。
多くの国民から祝福が寄せられる結婚を
このように考えると、義母の金銭トラブルが発覚し、最後まで迷走した秋篠宮ご夫妻の長女、小室眞子さんの結婚が残念でならない。眞子さんが、もっと積極的に秋篠宮ご夫妻と何でも相談していたのなら、あるいは、違った形になっていたかもしれないなどと考える。
ことし5月30日の定例会見で、宮内庁皇嗣職の吉田尚正大夫は、結婚後、アメリカに住んでいる眞子さんに第一子が誕生したことを明らかにした。秋篠宮ご一家は、誕生を喜んでおり、小室家の幸せな日々を願われていると述べたというが、出産の時期や性別などは公表しないというものだった。混迷した結婚の余波がまだ続いているのだろうか。
秋篠宮家には次女、佳子さま、そして、昨年18歳の成年を迎えられた長男、悠仁さまがいる。佳子さまと悠仁さまの結婚は、多くの国民が感動し、心から祝福されるものとなるよう願っている。
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