日本中に眠っている個性的な物件・住宅を紹介している、チャンネル登録者数76万のYouTubeチャンネル『ゆっくり不動産』。
そんな人気チャンネルを運営している中の人に、これまで見てきた中で驚いた物件やDIY物件などを聞いた。(全4回の3回目/続きを読む)
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――リノベした物件で印象的だったのは?
ゆっくり不動産(以下、ゆっくり) 使われなくなってかなり放置された“廃墟”状態だったRC造アパートです。外壁は汚れやひび割れ、内部は雑草やゴミが溜まっていて、正直「誰が住むんだろう?」というレベルでした。
改装後はまるで別物でした。メゾネット構造を活かした上下階の暮らしが可能な賃貸住宅に生まれ変わっています。
――たしかにBefore/Afterで印象が大きく変わってますね。室内はどんなレイアウトだったんでしょうか。
ゆっくり 1階がリビングとキッチン、2階が寝室スペースの構成で、全体的に開放感のある間取りに。RCの打ちっ放しを活かしつつ、木の温かみもプラスされててバランスが良かったです。
――水回りや設備はどうなっていますか。
ゆっくり 見違えるように新設されていて、浴室や洗面台、トイレ、キッチンまでピカピカ。特に浴室は窓付きで光が入る仕様になっていました。
――リノベ物件の魅力はどんなところでしょうか。
ゆっくり 元廃墟という個性を活かしつつ、普通の賃貸と遜色ない機能性を備えているので、「デザインも暮らしやすさも欲しい」人にぴったりだと思います。
家賃も月額5万6000円から。デザイン性や広さ、メゾネット構造を考えると、かなりコスパの良い価格帯だと思います。
リノベ物件に住みたいけど、都心の高額賃料には手が出ない……という方にはちょうどいいバランス感です。
記事内で紹介できなかった写真が多数ございます。こちらよりぜひご覧ください。



