――自信があったんですね。
梓 夫は医者で、私は筋金入りの年上好き。これ以上のネタはないやろ、と(笑)。そうしたら案の定、スタッフの方から電話がかかってきたという。
テレビ出演したら、SNSでは「パパ活」「おまえ、金目当てやろ」と…
――出演して、どんな反響がありましたか。
尚威 患者さんは好意的ですし、クリニックに新しく来てくれる方もすごい増えたよね。
梓 放映前までは新患が1日2、3人だったのが、今は毎日10人弱は来てくれてるよね。初診で来た人も、「テレビ見ました。面白かったです」と言ってくれて。
ポジティブな反応がほとんどですけど、中には、「おまえ、金目当てやろ」とか「パパ活」みたいなコメントがSNSでつくこともあります。
尚威 これ、男性の方が年上か、女性の方が年上かによっても違うと思うんだよね。
梓 そうそう。逆に女の人の方が年上だと、そこまで言われない気がするんだよね。偏見だよね、絶対。
まあでも私は、世間がお金目当てだと思っても別にいいかな、って。尚くんがそう思ってないから。
「『よっちゃんイカでーす』みたいな感じで…」YouTuberになりたかった尚威さん
――TV出演に続き、お二人の生活を紹介するSNSも立ち上げられていますよね。
梓 尚くんに「作ってほしい」と言われて作ったんです。彼は元々YouTuberとかになりたかったらしく。
――そうなんですか。
尚威 実は、YouTubeが日本に上陸した翌年には動画を上げていたんです。それがヒカキンさんの半年前なんですけど、こんなに差がついてしまいました(笑)。
――医療情報を発信しようと思っていた?
梓 それが、お菓子の開封動画だったんですよ。「よっちゃんイカでーす」みたいな感じで、一人で「あっ、はずれました」みたいなのやってて、画質も汚くて。あれ、ないわと思いました(笑)。
尚威 今では当たり前だけど、本当にYouTube黎明期にやったんだよ。全然、バズらなかったけど(笑)。
でも、彼女にSNSをお願いしたら、あっという間にフォロワーも増えて、DMもたくさんくるし、いい反応がたくさんきています。彼女はプロデュース能力も高いので、すごいなあって。




