『新婚さんいらっしゃい!』(ABCテレビ)で、24歳の年の差カップルとして話題を呼んだ奥村尚威さん(50)と梓さん(26)夫妻。
都内でクリニックを営む開業医の尚威さんは離婚歴が2回あることから結婚を諦めかけていたが、「筋金入りの年上好き」の梓さんと知り合い、交際9ヶ月でスピード婚を果たした。
現在、幸せ一杯の新婚生活を送る一方、梓さんには「お金目当て」といった声も届くという。今話題の二人に、年の差夫婦のリアルを聞いた。(全2回の1回目/2回目に続く)
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「結婚は人生の墓場や」と思っていた妻・梓さん
――今日はよろしくお願いします。今年1月にご結婚されたばかりということで、おめでとうございます!
奥村尚威さん(以降、尚威) ありがとうございます。よろしくお願いします。
――結婚式はされたんですか?
奥村梓さん(以降、梓) 彼はもう2回してるんで、できないんですよ(笑)。
尚威 できないわけじゃないよ(笑)。私は、彼女がしたいと言ったらやろうと思ってたんですけど、まあ、お互いね、そういうのがそんなに。
梓 まあ、めんどくさい。
尚威 そう、めんどくさがりっちゅうか(笑)。
――梓さんは初婚なんですよね。ウエディングドレスとかへの憧れもなかったですか。
梓 それが全然なくて。そもそも、今まで結婚したいって思ったこともなくて、ずっと独身でいたかったんですけど。
そうしたらたまたま尚くんに会って、ああ、運命ってすごいな、と思って結婚しました。だから、逆に彼と出会わなかったら結婚しなかっただろうなあと思ってます。
――結婚願望もなかったんですね。
梓 ずっと、「結婚は人生の墓場や」とかって言ってました(笑)。
「医者の知り合いから紹介してもらって…」大阪暮らしの梓さんと東京暮らしの尚威さんが出会った経緯
――梓さんはもともと大阪で、尚威さんは東京暮らし、そして年齢差は24歳ということで、お二人の接点はどこで?
尚威 ちょっと遡ると、僕は2回の離婚歴がありまして、一人になってから9年の間、誰かとお付き合いすることはあっても結婚は考えられずにいたんです。
このままいくと孤独死の可能性もあるなと、万が一のことを考えて、「朝、僕が来なかったらここに連絡すれば開けてもらえるから」と、うちのクリニックの職員さんにセキュリティの連絡先も教えていたくらいだったんです。
――そこから変化があった?
尚威 僕は小児科医なんで、ファミリーの方を見ると、「いいなあ」って思いながらも、なかなか縁もなくて。
そんな時、通っている英会話教室のパトリック先生に、「2回も結婚してダメだったし、出会いもないし、全然ダメだ」ってネガティブに話したら、「それでも、チャレンジしてみなきゃ」って言われて。「大阪の女性は優しくて素敵だから、大阪で見つけたら良いんじゃない?」ってアドバイスをもらったんです。
それで、医者の知り合いから紹介してもらって、大阪に住んでいた彼女と知り合うことができました。




