「私が待ってばかりじゃダメやん」梓さんが尚威さんに惹かれた理由

――これまでも年上の男性とお付き合いがあった中で、特に尚威さんに惹かれた理由は?

 2回目のデートでお付き合いすることになったんですけど、それまで毎晩電話してたんですね。1時間半とか電話して、「梓さんにすごく会いたいです」とか、「次会ったらこういうところに行きたいですね」とか、具体的にプランを用意して、先に予定を決めてくれて。なんでしょう、そういうやりとりに誠意を感じたんですよね。

 で、「会いたいけど忙しくて今週末は大阪に行けそうにないです」って連絡が来た時、いやいや、私が待ってばかりじゃダメやん、と。彼の誠意にちゃんと応えたい、と思ったんです。

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――尚威さんはお医者さんということですが、交際が始まってから、診察の時もウキウキみたいな感じになりましたか。

尚威 もちろん、いつも通り真面目に診察をすることには変わりないんですけど、後で結婚を知った患者さんから、「そういえば去年の春ぐらいから先生すごく雰囲気が変わったと思ってた」と言われました。恋ってすごいですよね(笑)。

 医者の仕事って正直、ネガティブな仕事なんですよ。患者さんの病気が治ることを目指して薬を出すわけなんですけど、基本はその裏を見ているといいますか。

 もし副作用が出たらとか、薬が効かなかったらどうするかという、ネガティブな方面をより深く考える必要があるので、性格もそっちに引っ張られてしまいがちなんです。

 

――恋愛によってポジティブなオーラが出ていたんですね。

 でも、やっぱり年の差婚で、相手が医者ってなると、「おまえ、金目当てやろ」とか「パパ活」って言われるんですよね。

撮影=山元茂樹/文藝春秋

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