「一生大阪で独身貴族なんかなあ」梓さんが大阪を離れて東京で暮らすようになった経緯
梓 「動画もっと作って」って軽く言われるんですけど、私は一日中クリニックの受付で患者さんとやりとりしているのに、作れるわけねえだろって(笑)。
他のスタッフの方が尚くんに何か聞きたい時も、私のほうが言いやすいからって、皆私に頼んでくるし(笑)。
――今、尚威さんのクリニックで一緒に働かれているんですよね。
梓 そうなんです。大阪から東京に出てくる時に仕事を辞めてしまったので、こっちでやりたいことをやろうと思っていたんだけど、「働くのはうちしかないでしょ」って尚くんに言われて、その方が一緒にいられるし、ま、いいかなって。
尚威 ただ彼女、前の仕事でも売上ナンバーワンの営業だったんで、辞める時にすごい引き止められたらしくて。
――住み慣れた大阪を離れ、仕事も辞めて東京に来ることに悩みもありましたか。
梓 休みが合わないから、私が合わせようと思って、それで引っ越ししてきたんです。で、一緒に住んでみて、ダメだったらすぐ帰りゃいいやと思ってたんですよ(笑)。
大阪を離れるなんて考えたこともなかったから、親も、友だちも、職場も、けっこう悩んだんですけど。でも逆に、尚くんと一緒になれへんかったら一生大阪で独身貴族なんかなあって思って。
「全部捨ててでも尚くんと一緒にいたいなあと思いました」
――独身貴族的な生活に飽きていたところもある?
梓 いや、でもそんなこともなかったです。尚くんに出会ってなかったら、絶対そっちの方が良かったんですけど。そやから、それを全部捨ててでも尚くんと一緒にいたいなあと思いました。
尚威 でも一応、前の職場も退職じゃなくて、休職の扱いになってるんだよね。
梓 「いつでも帰ってきて」って言われたから、一応、籍はまだ置いてるよ。
さっきの話に戻っちゃいますけど、たしかに前の会社では成績が良かったからかなり稼いでたし、欲しいものは全部自分で買えたんで、「お金目当て」って言われてもなあ、って。正直、尚くんの財力はどうでもいいっていうか。
それより、今後のことを考えると病気が怖いですね。




