「いろいろとヤバかった」尚威さんの家に行ったら、床はネチャネチャ、キッチンには黄色い油の膜が…
――大阪と東京で遠距離恋愛をしていたということですが、梓さんが東京に行く時は尚威さんの家に滞在して?
梓 そうです。ただ、初めて行った時はめっちゃ汚くてビビりました。一軒家なのに、足の踏み場がないんです。家へ入ったらどこもかしこも荷物が散らばってて、髪の毛まみれ。で、洗濯機の前には服が山積み。しかも真夏の8月だったから、いろいろとヤバかった。
尚威 自分としてはずいぶん掃除を頑張って60点は取ったかなと思ったら、0点だったんだよね(笑)。本当にこれは僕のダメなところで……。
梓 床もネチャネチャしてて、キッチンに置いてある食器も棚も全部、黄色い油の膜みたいなのが張ってたよ。
もともと私、掃除はめっちゃ好きなんですけど、彼氏の家を掃除してあげたことはこれまで一度もなくて。
――尚威さんと付き合って変化があった?
梓 これまでは、料理とか洗濯とか掃除とか、全部自分でやるのが当たり前だろ、って感じで。
そもそも、これまで年上の方とお付き合いしてきたのは、結婚を考えなくていい、というところもあったんですよ。だいたい相手は皆バツイチで、1人を楽しんでいる者同士、お互いの将来に責任を持つわけでもなく、程よい距離感で付き合えるところが心地良かったんです。
でも、尚くんのことを好きになって、彼が大変な時は助けたいって自然に思えるようになったというか。
尚威 本当にありがたいことです。
『新婚さんいらっしゃい!』出演のきっかけ
――先ほど話に出てきましたが、今年4月に『新婚さんいらっしゃい!』に出演されたんですよね。応募のきっかけは?
尚威 イチャイチャしてる僕らを見た母親から、「まあ、『新婚さんいらっしゃい!』でも見てるみたいだわ」って言われて、おっ、それいいじゃん、と思って安易に(笑)。彼女は文章を書くのも上手いので……。
梓 それで、私が応募フォームとか全部書いて出したんです。
オーディションみたいな感じで面接が何回もあって結構大変だったんですけど、私は応募フォームの時点で絶対行ける、って確信してました。




