中居正広氏の性加害問題を受け、フジテレビとその親会社であるフジ・メディア・ホールディングスの取締役相談役を退任した日枝久氏。事件の発覚から半年以上を経て、初めて対外的なインタビューに応じた。ノンフィクション作家の森功氏による「日枝久・フジサンケイグループ前代表 独占告白10時間」を、ダイジェストで紹介します。[全5トピック]


インタビューに応じた理由

「僕は逃げることが大嫌いなんです。2005年のホリエモン(堀江貴文)による買収騒動のときには、僕はフジテレビの会長として1日に二度、朝晩会見を……」2025.08.07


中居事件を初めて知ったのは

「初めに知ったのは、2024年暮れの『週刊文春』の取材のときでした。その日はちょうど港(浩一・前フジテレビ社長)と夕食をとる約束をしていて……」 2025.08.07


上納文化はあったのか

「批判する人は、上納文化があってこうなっちゃったのが、フジテレビの企業風土だといいたいのでしょう。たしかに港が女性社員と仲よく懇親の場を設けていることは……」 2025.08.07


検証番組は第三者委の上塗り

「報告書が出るまで動けなかったようですが、本来、テレビ局はジャーナリズムであり情報機関なのですから、独自に調査すべきだったと思います」2025.08.07


グループ代表辞任のワケ

「僕を辞めさせたのが金光(修、前代表取締役社長)だとなっていますけれど、事実としては少し違います。金光が病室にやって来て……」2025.08.07


文藝春秋

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日枝久・フジサンケイグループ前代表 独占告白10時間
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