酔っ払っていただけなのかもしれないが、A子が酒をたしなんでいるのは有名な話だった。行きつけだった居酒屋のオーナーですら、井伏の妻から「あの子は13歳だから酒を飲まさないで」と聞かされるまで、成人女性と思い込んでいたのだ。
そんな背景のもとに、井伏は世間を震撼させる強姦事件を起こすのである。
事件当日…
以下が井伏の語る事件のあらましである。
事件当日の夜、A子は母親と井伏と一緒にショットバーへ飲みに行った。祖母の手術が成功したため、この日から母親も井伏の家で泊まることになったのだ。井伏はウイスキー、母親はカクテル、A子は焼酎のロックを注文した。A子がおかわりを注文しようとすると、「1杯だけにしなさい」と母親に注意されていた。
家に帰って来てから、井伏が台所の換気扇の前でタバコを吸っていると、A子が2階から降りてきて、「ママが先生におやすみの挨拶をしてきなさいって言うから……。おやすみなさーい!」と言ってきた。
その後もA子は何度も1階に降りてきて、「おやすみなさーい!」と繰り返した。その様子が何とも可愛らしくて、まるでモーションをかけているかのように感じた。
消灯後、トイレに行こうと起きたとき、井伏は2階に上がる階段の電気がつけっぱなしになっていることに気付いた。先ほどのA子の態度を思い出し、ソッとA子が寝ている部屋に入った。A子の名を呼ぶと目を覚まし、喜んでいるような表情を見せた。
「シィーッ!」
井伏はA子の唇に軽くキスした。抵抗する様子がなかったので、添い寝してディープキスした。A子のパジャマの下から手を入れて胸を揉み、もてあそんだ。その後も行為を続けるも結局、A子が途中で「疲れた」「眠たい」と言うので、部屋を出ることにした。
「このことは内緒だよ」
ところが、被害者であるA子の言い分はまったく違うのだ。
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