『私が妊活ガチャ沼にハマって400万円を溶かした話』より

 結婚を機に小学校教員を辞め、夫と上京した専業主婦の美穂(34)。妊娠を想定しての決断だったが、1年経っても一向に子供ができる気配はない。次第に不安は募っていく。

「もしかして私たち、不妊症なんじゃ……」

私が妊活ガチャ沼にハマって400万円を溶かした話』(北見雨氷著、コミックルーム)は、不妊治療を続けても妊娠できなかった美穂が、1回で約100万円と大金のかかる体外授精に行き着く、リアルな妊活の苦しみを描いたコミックエッセイだ。ここでは、本作より第3話を掲載する。(全6回の4回目/続きを読む

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次に続く 「ノートパソコンで精子があったまっちゃう」夫の無関心にモヤモヤ…不妊治療に励む34歳主婦の「理解してもらえない」深い孤独