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「地方自治法の規定上、選挙を経た新たな議会によって不信任案が再可決されれば、田久保氏は自動的に失職となる。不信任案の可決は、3分の2以上の議員が出席した議会で過半数の賛成票が必要となります。伊東市議会の定数は20。つまり、採決を欠席する“田久保派”市議が7人いれば、不信任案の可決を阻止できる」(前出・記者)
もともと欠員1だったため、解散により職を解かれた前職市議は19人。このうち18人が立候補する意向だ。選挙期間が短いため新人候補よりも前職が有利と見られるが、「気は抜けない」(前市議)という。
「地元紙の街頭アンケートで7割を超える市民が田久保氏の辞職を求めていた。ただSNS上では、前市議たちを『既得権益側』と位置づけ、田久保氏を応援するムードが醸成されつつあります」(前出・記者)
3人の田久保派候補
SNSの支持を背景に、田久保派候補の擁立準備は着々と進んでいるようだ。知人が明かす。
「田久保派として出馬確実とされている候補は、現在3人います」
では、その3人の候補とはどんな面々なのか。
現在配信中の「週刊文春 電子版」および18日(木)発売の「週刊文春」では、出馬が確実視される候補者の人柄、経歴などを徹底取材。田久保市長が周囲に漏らしていた本音、各候補者への直撃取材の結果とあわせて詳しく報じている。

