10月4日の投開票に向け、戦いの火蓋が切られた自民党総裁選レース。候補者が5名に絞られるなか、「週刊文春」は文春オンライン上で〈あなたが総裁になってほしい議員/なってほしくない議員〉大アンケートを敢行!(「総裁になってほしくない議員」編はこちら

 期間は9月11日から15日までと、たった5日間だが、2075件の回答が寄せられた。総裁選への関心の高さが窺える。

総裁選への立候補が報じられている面々 ©時事通信社

 まずは「総裁になってほしい議員」から見ていこう。

 残念ながら馬群に沈んだのが、153票の茂木敏充前幹事長と118票の小林鷹之元経済安保相だ。

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 茂木氏に集まったのは、「英語が堪能で対米交渉に期待できる」(25歳女性)との評価。小林氏は「世襲議員でないから」(52歳女性)や「経済安保相時代に取り組んだ宇宙産業政策を評価している」(24歳男性)という観点で賛同を得たが、票は伸びなかった。

コバホークが羽ばたく日はいつか ©時事通信社

 3番手につけたのは小泉進次郎農相。“コメ大臣”効果か400票が集まった。

「コメ問題への迅速な対応力を目の当たりにし、期待を持てる」(70歳女性)

 加えて小泉氏は、「“政治とカネ”の問題には無縁」(62歳男性)という、クリーンなイメージも好意的に映ったようだ。

ハナ差の2位・高市早苗氏

 ハナ差の2位は669票で高市早苗前経済安保相。59歳以下の票ではトップと、若者にも強い。