「日本初の女性総理として、日本の国益と伝統を守って欲しい」(56歳男性)

 特に多いのは女性首相の誕生および保守路線を期待する声。経済的観点からの賛同票も目立った。

「積極財政派なので、株価が上昇し、日本経済が上向く」(77歳男性)

ADVERTISEMENT

 国防や経済安保の政策を評価する回答も。

ピアノ外交に期待

 見事に1位の座に輝いたのは、735票を獲得した林芳正官房長官だ。

官房長官としてコンサートで指揮者をしたことも。タクトを振るのは得意 ©時事通信社

「ピンチヒッターとして何度も入閣しており、安定感がある」(58歳男性)

 防衛相や農相、外相を歴任し、2年前の派閥パーティ券収入不記載問題の際には官房長官に緊急登板。失点の少ない人物だ。

「落ち着きがあり、英語やピアノが堪能。ピアノ外交に期待」(75歳女性)

 と、ハーバード大大学院で学び、音楽に造詣が深い人物面を評価する意見も。

 では逆に、「総裁になってほしくない議員」は誰か。〈つづく

現在配信中の「週刊文春 電子版」および発売中の「週刊文春」では、「自民総裁選 迷走バトルロイヤル」と題して、総裁選を徹底特集。林氏の政治資金の“使途隠し”、高市氏の書籍をめぐる騒動のほか、小泉氏、小林氏、茂木氏それぞれの最新情報を詳報。「総裁選の勝ち組32銘柄」とあわせて公開している。

「週刊文春 電子版」では以下の記事も配信中。

次のページ 写真ページはこちら